1925年、アドーレ・フェンディとエドアルド・フェンディがローマに革製品店を設立。創業当時、ハリウッドで流行していた毛皮の襟巻きからインスピレーションを受け、毛皮のコートを売り出し成功。今では、イタリア人女性のステータス・シンボルとして知られています。1965年には、当時新進だったカール・ラガーフィールドを主任デザイナーとして迎え入れ、革新的なデザインを次々と生み出しました。そして、2000年にLVMHグループの一員になったことで、店舗拡大しました。時計事業のほうでは、1988年から時計の製造を開始し、2013年に時計メーカーであるタラマック社を買い取り「フェンディ タイムピーシーズ(Fendi Timepieces)」という時計専門の子会社を立ち上げました。CEOにドメニコ・オリヴェーリを迎え、フェンディならではのファッショナブルな時計を生み出してきました。